信用買い(信用取引の買い建て)をしている場合、その銘柄が配当金を出す権利確定日に保有していても、配当金は受け取れません。これは信用取引の仕組み上の理由によるものです。
理由
信用買いは借りている株
信用取引で買い建てしている株は、証券会社から借りている株式であり、実際の所有者ではありません。そのため、配当金を受け取る権利は株式の「本来の所有者」にあります。
代わりに発生するもの:配当金相当額(逆日歩に類似)
信用買いをしている場合、「配当落調整金」という形で配当金相当額が証券会社から支払われることがあります。しかし、この金額は必ずしも配当金と同額ではなく、調整後の額が適用されます。
一方で、信用売り(空売り)の場合には、配当金相当額を支払う義務が発生するため注意が必要です。
もし配当金を確実に受け取りたい場合は、現物株を購入して権利確定日まで保有する必要があります。はじめての日本株投資体験ブログ 短期売買で利益を積み上げ
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Mai
1989年、兵庫県神戸市東灘区生まれ。
関西大学法学部法学政治学科卒業。外資CRO、外資大手消費財メーカーのマーケティング部勤務を経て、
外資系IT(米国最大手の通信会社)にて5年間勤務。
TV電話会議システムの日本支社営業統括を担当。
多くのエンタープライズ企業にSaaSシステムを導入。年商13億円の日本法人のカントリーマネージャー。
現在はすべての人が自分らしく生きれる社会をめざして、独立開業。
オンラインにて心理カウンセラーの仕事をしている。Webマーケティング・Webデザインにも精通。

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