ROEとは?自己資本利益率 株式投資 

ROE(Return on Equity、自己資本利益率)は、企業の収益性を測る財務指標の一つで、株主が投資した資本(自己資本)に対して、どれだけの利益を上げているかを示します。具体的には以下の計算式で求められます:


ROE=当期純利益自己資本×100
ROE=自己資本当期純利益​×100


主なポイント

指標の意味
ROEは、企業が株主からの資金をどれだけ効率的に活用して利益を生み出しているかを表します。高いROEは、資本を有効活用していることを示し、投資家にとって魅力的とされます。

活用方法
    株式投資の判断材料:ROEが高い企業は収益性が良いと評価されやすい。
    経営指標として:企業内部でも収益性改善の目標として活用されます。

業界や企業による違い
業界ごとに資本構造が異なるため、ROEの高低を他業界と比較するのは適切ではありません。同業他社と比較することでより有効に評価できます。

注意点
ROEが高い理由が、純利益の増加ではなく自己資本の減少(過剰な借入や資本の縮小)による場合は、長期的な健全性が損なわれる可能性があるため注意が必要です。

ROEは、ROA(総資産利益率)や自己資本比率など他の指標と併せて分析することで、企業の全体的な収益性や健全性をより正確に評価できます。💲株式投資(積立NISA、iDeCo、節税)Stock Investments (NISA, iDeCo, Tax-saving)

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Mai

1989年、兵庫県神戸市東灘区生まれ。 関西大学法学部法学政治学科卒業。外資CRO、外資大手消費財メーカーのマーケティング部勤務を経て、 外資系IT(米国最大手の通信会社)にて5年間勤務。 TV電話会議システムの日本支社営業統括を担当。 多くのエンタープライズ企業にSaaSシステムを導入。年商13億円の日本法人のカントリーマネージャー。 現在はすべての人が自分らしく生きれる社会をめざして、独立開業。 オンラインにて心理カウンセラーの仕事をしている。Webマーケティング・Webデザインにも精通。

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