ナンピンの意味とリスク 株のデイトレード

ナンピン(難平)とは、投資用語で、株式やFX、仮想通貨などの取引において、価格が下落した際に追加で同じ銘柄を買い増す手法のことを指します。これによって平均購入価格を引き下げ、将来的に価格が回復した際に利益を得やすくする目的があります。

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ナンピンの仕組み

初回購入:ある資産(例:株式)を100円で購入。
価格下落:その資産が80円に下がる。
追加購入(ナンピン):80円で追加購入し、平均購入価格を下げる。

例えば:

100円で1株購入 → 80円でさらに1株購入
→ 平均購入単価 = (100円 + 80円) ÷ 2 = 90円

その後、価格が90円以上に戻れば利益が出やすくなります。

ナンピンのメリット

平均購入価格を下げることで、価格回復時の利益の出やすさが向上する。
長期的な視点での投資に適している場合がある。

ナンピンのデメリット

価格が回復しない場合、損失が拡大するリスクがある。
資金が拘束され、他の投資機会を逃す可能性がある。
無計画に繰り返すと、含み損が膨らむ危険がある。

注意点

ナンピンは相場が下落し続ける状況では非常に危険な戦略となるため、資金管理や損切りラインの設定が重要です。また、株価や市場の状況に対する適切な分析が不可欠です。

ナンピンを計画的に活用すれば有効ですが、「損失を取り返そう」と感情的に繰り返すことは避けるべきです。はじめての日本株投資体験ブログ 短期売買で利益を積み上げ

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Mai

1989年、兵庫県神戸市東灘区生まれ。 関西大学法学部法学政治学科卒業。外資CRO、外資大手消費財メーカーのマーケティング部勤務を経て、 外資系IT(米国最大手の通信会社)にて5年間勤務。 TV電話会議システムの日本支社営業統括を担当。 多くのエンタープライズ企業にSaaSシステムを導入。年商13億円の日本法人のカントリーマネージャー。 現在はすべての人が自分らしく生きれる社会をめざして、独立開業。 オンラインにて心理カウンセラーの仕事をしている。Webマーケティング・Webデザインにも精通。

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