空売り(ショートセリング)とは
株式やその他の金融商品を持っていない状態で売却し、その後価格が下がったタイミングで買い戻すことで利益を得る取引手法です。通常、証券会社から株を借りて行います。
仕組み
株を借りる:
投資家は証券会社から株を借ります。
売却する:
借りた株を市場で売却します。この時点では、売却価格(例えば1株1000円)が利益のベースとなります。
買い戻す:
株価が下がったタイミングで(例えば1株800円)、市場で買い戻します。
株を返却:
買い戻した株を証券会社に返却し、差額(この場合200円)が利益になります。
空売りの目的
下落相場での利益獲得:
株価が下がる局面でも利益を出せる手法。
リスクヘッジ:
保有している株の下落リスクを相殺するために利用。例えば、ある銘柄を買い持ちしている場合、同じ銘柄を空売りして価格変動の影響を抑える。
メリット
下落相場で利益を出せる:
通常の買い取引(株価上昇で利益)と逆の取引ができる。
ヘッジ戦略の一環として利用可能:
ポートフォリオ全体のリスクを管理できる。
デメリット・リスク
損失が無限大になる可能性:
株価の上昇には理論上限がないため、無限大の損失リスクがある。
借りた株の金利や手数料:
空売りには借りる際のコストがかかる。
空売り規制:
株価下落時には市場の混乱を防ぐために空売りが制限されることがある。
注意点
初心者向けではない:
高リスクで複雑な戦略のため、知識と経験が必要。
タイミングが重要:
下落するタイミングを的確に見極める必要がある。
空売りは、リスクとリターンのバランスを考慮して慎重に利用すべき手法です。💲株式投資(積立NISA、iDeCo、節税)Stock Investments (NISA, iDeCo, Tax-saving)
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Mai
1989年、兵庫県神戸市東灘区生まれ。
関西大学法学部法学政治学科卒業。外資CRO、外資大手消費財メーカーのマーケティング部勤務を経て、
外資系IT(米国最大手の通信会社)にて5年間勤務。
TV電話会議システムの日本支社営業統括を担当。
多くのエンタープライズ企業にSaaSシステムを導入。年商13億円の日本法人のカントリーマネージャー。
現在はすべての人が自分らしく生きれる社会をめざして、独立開業。
オンラインにて心理カウンセラーの仕事をしている。Webマーケティング・Webデザインにも精通。

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