「レバナス」とは、「レバレッジ型NASDAQ-100指数連動型投資信託」の略称です。具体的には、米国の株式市場の主要指数であるNASDAQ-100指数に連動した投資信託に対し、レバレッジ(倍率)をかけた金融商品を指します。
レバナスの特徴
NASDAQ-100指数との連動
NASDAQ-100は、米国のハイテク企業を中心にした100銘柄で構成される株価指数です。アップルやマイクロソフト、アマゾン、Google(アルファベット)といったIT企業が多く含まれています。
レバレッジの仕組み
レバナスでは、レバレッジをかけて投資するため、指数の変動に対して**2倍(またはそれ以上)**の値動きを目指します。例えば、NASDAQ-100が1%上昇すると、レバナスは2%上昇することを目標としますが、逆に1%下落すると2%下落する可能性があります。
短期的な運用向き
レバレッジをかけることでリターンが大きくなる一方、下落時のリスクも増大します。また、日々の基準価額がリセットされる特性(「複利効果」や「減価効果」)があるため、長期運用には向いていないと言われることが多いです。
メリット
高いリターンの可能性
NASDAQ-100の成長性を活かしつつ、レバレッジで利益を拡大できる。
成長産業への投資
テクノロジーやイノベーション企業が多く含まれており、将来の成長が期待できる。
デメリット
高リスク
レバレッジが働くため、相場が下落すると損失も拡大。
複利効果による乖離
長期間保有すると、実際のNASDAQ-100のパフォーマンスと大きく乖離する可能性がある。
投資する際の注意点
レバナスは、ハイリスク・ハイリターンな商品であるため、短期的な値動きに対応できる投資家向けの商品です。長期運用を目指す場合は、リスクを十分に理解した上で検討することが重要です。また、分散投資やリスク管理も併せて行うことが推奨されます。
興味がある場合は、具体的な商品の目論見書や過去のパフォーマンスを確認すると良いでしょう。💲株式投資(積立NISA、iDeCo、節税)Stock Investments (NISA, iDeCo, Tax-saving)
The following two tabs change content below.


Mai
1989年、兵庫県神戸市東灘区生まれ。
関西大学法学部法学政治学科卒業。外資CRO、外資大手消費財メーカーのマーケティング部勤務を経て、
外資系IT(米国最大手の通信会社)にて5年間勤務。
TV電話会議システムの日本支社営業統括を担当。
多くのエンタープライズ企業にSaaSシステムを導入。年商13億円の日本法人のカントリーマネージャー。
現在はすべての人が自分らしく生きれる社会をめざして、独立開業。
オンラインにて心理カウンセラーの仕事をしている。Webマーケティング・Webデザインにも精通。

最新記事 by Mai (全て見る)
- キオクシア(Kioxia Corporation)はどんな会社なのか - 10/03/2025
- 株のTOBとは何なのか?株式投資 デイトレードの知識をシェア - 09/03/2025
- アクアリウムに必要なもの 水槽をお家に置こう - 06/03/2025
コメント